LEOPOLD FC660Cで英語配列デビューで英語配列キーボード使いにジョブチェンジしたわけですが、最初の1時間は見事な程ストレスがマッハでした。
ちょっといじってなんとか使えるようになったので、記録しておきます。
Windows10でキーボードレイアウトの変更
日本語配列のキーボードを使っていたので、変えなきゃならないですね。
コントロールパネルから地域と言語からキーボードに関する設定画面を開い…
レイアウトに関する設定がない!?WHY?!
ということで、ググること1秒。一番上にありました。
Windows10日本語版で英語配列キーボードを使用する – Qiita
Windows10になって、設定の入り口が2つになって迷い子の発生確率UPだドン!
Ctrl+SpaceでIMEのON/OFFができるよう変更
英語配列のキーボードだと「Alt+`(バッククォート)」で変更なんですが、FC660Cだとバッククォートを出すのに「Fn+Esc」が必要なので「Alt+Fn+Esc」ということになります。入力切替するのに3キーも押すとかやばい、狂ってる!
ということで、Ctrl+Spaceで入力切替できるよう変更しました。
タスクトレイからIMEのアイコンを右クリック
→プロパティ
→編集操作>キー設定>変更
→「Ctrl+SPACE」の行の1列目を選択して変更
→IME-オン/オフを選択してOK
→OK→OK
AutoHotKeyの設定を見直す
Windows開発環境に書いている通り、KeySwapでCapsLockを無変換として扱って、無変換+[IJKL]でカーソルキーとか色々いじっていたわけですが、英語配列になったせいで無変換キーを認識しなくなったのか上手く動かなくなりました。
日本人は日本語キーボード使うしかないのか…(´;ω;`)…となっていたところで、以下の記事を見つける(その間約10秒)
【AutoHotkey】Capslockを修飾キーとしてつかう
CpasLockはコードが「sc03A」なので、AutoHotKeyスクリプトの「vk1Dsc07B(無変換)」をすべて「sc03A」に置き換えればよいだけでした。
また、これによってKeySwapの「CapsLock→無変換」変換がいらなくなったのでKeySwapの設定はすべて消すことに。
【2016/12/2修正】
と、思いきやAutoHotKeyスクリプトのキーを「vk1Dsc07B」(仮想キー+スキャンコード)から「sc07B」(スキャンコードのみ)に変更するだけで動くようになりました。
記述方法の違いのみで、どちらも「無変換」を示しているため特に問題は無さそうです。
[参考]ホットキー | AutoHotKeyつまり、↓のようなスクリプトになりました。
sc07B & I::Send,{Blind}{Up}
sc07B & J::Send,{Blind}{Left}
sc07B & K::Send,{Blind}{Down}
sc07B & L::Send,{Blind}{Right}
sc07B & O::Send,{Blind}{BS}
sc07B & U::Send,{Blind}{PgUp}
sc07B & H::Send,{Blind}{PgDn}
sc07B & D::Send,{Blind}{Del}
sc07B & Space::Send,{Blind}{Enter}
sc07B & vk1Csc079::Send,{Blind}{BS}
sc07B & vkF2sc070::Send,{Blind}{Del}
sc07B & WheelUp::Send,{Blind}^{PgUp}
sc07B & WheelDown::Send,{Blind}^{PgDn}
sc07B & Tab::Send,{Blind}^{Tab}
あとはKeySwapの設定、英語配列だと無変換が選択できないため、キーボード種別が日本語の状態で
「CapsLock→無変換」の設定を追加してからキーボード種別を英語にかえると…
「CapsLock→<7B>(7B)」に変わる!この「7B」ってのがスキャンコード(sc07B)ってことですね。
これで登録してログインしなおせば、無事CapsLockは無変換キーに生まれ変わるわけです。
KeySwapで入れ替えをするとキーのすり抜けが発生しないので、AutoHotKeyのみと比較すると格段に安定した運用ができます。
AutoHotKeyのキーすり抜けやCapsLockが押しっぱなしになったりして困っている方は是非KeySwap併用も試してみて下さい。
日本語入力中に無変換を押して変換が行われないよう変更
CapsLockを無変換に置き換えることができましたが、無変換になったということは日本語入力中にCapsLock(無変換)を押すと変換されるわけですね。
もう無変換には装飾キーとして生きてもらうことになっているので、先の「Ctrl+SpaceでIMEのON/OFFができるように変更」と同じ要領でIME設定から「無変換」キーの挙動を消しておきます。
ひたすらタイピングする
新しいキーボードに慣れるためにはこれしかないですね。普段書かないブログとか、Amazonのレビューとか書いて慣れようと必死です。
日本語打っていてもよく使う記号「+()~」はすでに20回ほどタイプミスしたのでそろそろ体が覚えてくれるはず。あとは、プログラム書いて悶えます。
特にカッコの位置が一つしかずれていないのでタイプミスが多かったですね。
日本語配列を作る時にいっそ配置をぐちゃぐちゃにしてくれればよかったのに、と思わなくもない。
おわり。
中身が無くても気にしない。
タイピングしたいのだ。