コンテンツへスキップ

2016年の振り返りと2017年の目標

昨年の11月、12月は自身のマネジメント力不足により、寝る間を惜しんで目の前のタスクを全力で消化するだけの2カ月間となり、ご協力いただいた方々には迷惑かけっぱなしでした。
何件かは今年に持ち越しとなったものの大体はクロージングできたので、胃痛も治まりぐっすり8時間睡眠ができるようになりました。

ご協力いただいた方々には重ねて御礼を申し上げます。
今度美味しいご飯でも食べに行きましょう。

では、本題へ。

2016年の振り返り

[BAD]雑なスケジュール管理

9,10月には作業完了予定の案件が2件あったのですが先方都合で延期となり、延期後のスケジュールが他の案件とバッティングし、作業開始1週間前に「来週からパツパツのスケジュールの中だけど最速の作業をよろしく」とお達しがきて、唱えた異議はかき消された結果、冒頭の通りデスマーチが始まったというわけです。
しかも、最終的にそのスケジュールも延期になり1月中旬までずれ込んだのでした…。

  • 再発防止策を検討した結果
    無理なスケジュール圧縮をした場合に「品質が落ちる」ことを軸に最終的に顧客のマイナスでしかないことを伝え、本当に”必須”なのか訴えかけていく(ため、前段として顧客へ意見を聞き入れてもらえるよう技術力を背景とした説得力を身に着けていきたい)。
  • 追加の抑止力として「見積もり時点の予定スケジュールから大幅にずれた場合に、リソースが確保できるかは保証できませんよ。」という旨の合意を得るようにした。
    『確保しない』という意図はなく、顧客へ「スケジュールを意識してね」というプレッシャーを与えることや、いざ無茶振りされて本当にリソースの確保が難しい場合に切れる手札を増やしておくための布石としています。
  • 期間バッファを少し多めに見積もるようにした。
    余裕は思考の質を高め、アウトプットの質にも直結するため少しのことでグラつかないようバッファを多めに確保します。

タクシーが待機中の料金を請求するように、リソースを確保している期間の料金を請求できれば解決するんですけどね。

[GOOD]仲間が増えた

前述の案件炎上により今後もご協力いただけそうな方3名とお近づきになれました。
今まで何だかんだ理由をつけてパートナー開拓を先送りにしていたのですが、今回のことがきっかけで縁が広がったので、胃を痛めた甲斐はあったかなと。

[BAD]自社サービス開発に着手できなかった

去年から変化無し。受託オンリーとなってしまった。
そろそろ10:0になっている受託と自社開発のバランスを少なくとも8:2くらいにシフトしていきたいです。

2017年の目標

月1回以上ブログを書く

「試してみた」のようなログではなく、あるテーマについて自分がどう考えているかを自分の言葉で綴ります。
思考を言語化する訓練とインプット量を増やすための契機になればと。

インプット量を増やす

技術系の書籍で買ったけど読んでいないものが多々あったり、モダンな開発(特にJS界隈)について情報弱者になっているので、キャッチアップをしていきます。
あとは、仕事で使うことになるPythonと機械学習/AIのインプットですね。

顧客の視点で提案をしていく

思い返すと昨年は仕事を消化するため、自分が楽できる方向へ誘導しようとしていたフシがありました。
自分から”ただの作業者”に成り下がっていたわけです。

「目的は顧客のビジネスの成功。ITはあくまでそのための手段でしかない」
「エンジニアは考えるのが仕事」
昔の先輩からいただいた訓戒ですが、当たり前すぎて忘れがちなことです。

初心に立ち返って、
顧客にとっての最善を”考え”、良いと思うものを”提案”し、悪いと思うものに対し”提起”していきます。
その良し悪しを判断できるようインプットを継続的にしていきます。

ラストスパート志向からの脱却(スタートダッシュの習慣化)

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である (著)中島 聡
に影響を受けたわけですが、この本では

  • 予定期間の2割でタスクの8割終わらせるつもりでやる
  • うまくいけば残り8割の期間でタスクの2割をこなすことになるため、余裕が生まれる

という旨の記述があります。

余裕が生まれることで思考の質が高まり、質の高いアウトプットにつながると思うので、「考えるための余裕」を作るため、ラストスパート志向を脱却とスタートダッシュの習慣づけをしていきます。

全体的に「プログラマとして当たり前のことを当たり前にする」ということになります。
面白味は無いですが、誠実に打ち込んで参りますので今年もよろしくお願いいたします。